3.11

3/117年前のこと。
このことを忘れては行けませんが、皆さんはどんな
7年を送ってきましたか?

 

そんなに変わらないよ。という方から、
劇的に変わったと実感する方もいらっしゃるかもしれません。

私は本当に色々でしたが、これはやりたいことの通過点。
むしろライフスタイル特有の理由もありながらの、もがきゆっくりの道のりだったかとも思っています。

 

では、その7年の中で忘れられない言葉、いくつ胸の中に刻まれていますか?もちろんいい意味の方。

 

いくつかありますが、私は毎年振り返る、震災の時に繋がったお店のまだみたことのない亭主さんがかけてくれた電話越しの一言を覚えています。

 

父と初めて2人で食事をする予定で予約を取っていた麻布の割烹。

有休を取っていて、いざ父を最寄の駅まで迎えに行こうとしたら、この地震。

慌てて実家に電話するも繋がらない。

一時間後ようやく繋がり、まだ家を出ておらず

帰宅難民にはなっていなかったことと、無事なことが確認できた。

同時にお店にも電話。こちらは三時間後に繋がり、伺うことが難しいので当日キャンセルを申し入れた。
そうしたら亭主は、お代は入りません。それより皆さんご無事ですか?等。
まだ顔も知らない、そしてご自身のお店も家族も大変だっただろうに、この落ち着いた受け答え。すごく鮮明に覚えています。

 

もちろんこのほかにも心に残る言葉たくさんありますが、この日を迎えるといつも思い出します。

 

3.11

あの日から振り返って、皆さんの道のりはどんなものでしたか?

 

私もこんな風に、心に残る言葉を持てる人になれたらいいなと、
この流れゆく時を振り返りながら今日を大切に生きようと改めて感じました。