包み込む暖かさと時間

先日お世話になった、
山中湖のペンション。
Step houseさん。

ペンションに続く道は、
野生の鹿たちに出会える、
自然豊かなスポット。

私が訪れた時も、親子の鹿ファミリーに
遭遇することができました。
なんだか、わぁ♫って
ついテンションが上がってしまう嬉しい出会い。

お宿は母屋と、貸切にできる棟とあって、
貸切ロッジの方は当日も数人のファミリーが訪れ、子供たちが上から下から水鉄砲対決をして楽しそう。
こういう思い出って
すごく心に刻まれるよなーと、
自分の子供の頃を重ねてみたり。

オーナーさんはとても穏やかな雰囲気のマダムと息子さん。
この空間にとても馴染んでいて、
流れるお人柄と、その空気感に思わずほっと。
夜ご飯の際に息子さんがお店まで送ってくださったのですが、
その中の会話にあった印象的だった言葉。
母も心配ですし、
そろそろ一緒に実家を継ごうと思いまして。
という言葉。

実家も自営だったので、
兄が継ぐ継がない、
私が継ぐ継がないなんて話もよくありましたし、
あの頃聞いたその言葉と、
今聞くこの言葉の重みが違うなと。
その瞬間思ったんです。

そして、翌朝。
ちょっぴり二日酔いだった私ですが、
息子さんが丁寧に入れてくださるコーヒーとその味に、
また昨晩のたわいもない時間が思い出され、
とても穏やかな気持ちになれたんですね。
不思議。人の気分や状況をふっと変えてくれるって。包み込んでくれるという方が正しいのかな。

この日は丁度実家に帰って、
子供と一緒に親子三代過ごしたのですが、
この時間、きっと前より限りある時間であることは確かであろう。

できるだけ正直に。
そして、出来るだけ愛を持って。

これら時間を、より大切にしよう。

改めて、
素敵なひと時をありがとうございました。

※お写真おかりしております。